この記事は私自身が備忘録の為に記載しています。あくまで私が講演を聞いて理解した見解ということを踏まえてお読みくださいね^^
大和総研経済調査部の神田慶司さんのお話
2022年に入り、質のいい情報や学びを大切にしたいと考え、政経懇話会に入会しました。
いつも少し背伸びした内容の世界で活躍する方々のご講演を聞くことが出来て、良い刺激になっております^^
今回は 大和総研経済調査部の神田慶司さんのご登壇でした。
著書やテレビ出演多数でコメンテータなどご活躍されている方。
なかなかそんな方から直接お聞きすることはないですね。^^
神田さんが日々ご研究されているこれからの経済のお話しを、私の復習のためにも簡単にまとめたのでご興味ある方はお読みくださいね。
これからの世界の経済どうなる?
今、仕事や生活の中で値上げ値上げと各社からお手紙が来ますね。
そして、日本の円安もすごくて、貴金属を売ったらびっくりするほど高値で売れたり、これから円の価値ってどうなっちゃうのかしら?
なんて一般庶民の私でさえ漠然と不安になります。
そんな中、
神田さんによると、今後の日本の経済については、想像されているほどは、最悪の事態にまではならない。
緩やかに下降はするが、その後回復すると見ている。
とのことなんです。なんかちょっとほっとした~^^
なぜなら、今の深刻な円安の状況について、今後はアメリカの経済が悪化してくるので、ある一定のところで円高に大きく触れるタイミングが来るだろうと言う予想。
理由の一つとして、日本はインバウンドの緩和が遅れているけど、アメリカを中心としたその他の国々はすでにコロナ前の半分は回復していて、遅れて復活してくる日本にはまだまだ伸びしろがある状態なんですって。
また、コロナで旅行や外食が出来なかった分、日本は消費が落ち込んで家計の貯蓄額はなんと約60兆円!!とみられていて、その過剰な貯金がこれから揺り戻し、購買意欲を掻き立てて、消費を促し景気が戻ってくるとの予想だそうです。
身近なことでは、自動車の購入しようとしても半導体不足で、半年待ち、とかざらだった最近。来年にはそれも解消するって言ってましたね。
我が家も近年変える予定なので、よかった^^;
但し、2023年前半までは、アメリカの景気後退の原因でもある失業率10%になる事が影響して日本もGDPがマイナスになりうるからそこは注意が必要とのこと。
そして
中国と韓国で労働者を調達している企業は厳しくなるかも。
これは日本に続いて高齢化が進み、今後人口減少が進むと経済が悪化し、今の様に日本に良い労働者を送り込みにくい状況になると予想されているからだそうです。
またインバウンドについても中国・韓国の観光客を目当てにしているような観光地については、同じ理由で苦しい状況が来るかもしれないと言ってました。
日本
については、政府が企業に対して賃金を上げるよう政策を発表してるけど、実際2000年から2020年の20年間、賃金自体は10%の増をしているんだけど、社会保険料が右肩あがりでさらに消費税も増税で、結局企業が給料上げても、国の税金関係で取られて手取りが横ばいっていう状態が起こってる。
それは本当に問題だって。
そして日本の今後を握るのは何といっても、出生率の引き上げと女性の活躍。とのことで、家事や育児における男女間の分担の在り方も今後、家庭庁の取り組みに注目が集まる事でしょう。
日本は諸外国に比べても女性が無償労働(家事など)に費やす時間がトップの国で、男性のほとんどが有償労働(賃金をもらって働いている)と極端な比率。
こういったこともどんどん見直されると言われています。
いかがでしたか?
私が聞いたことをまとめたメモのような記事なので^^;多少の違いがあってもご容赦くださいね。
今回講演を聞いて、テレビなどでの一部報道では、衝撃的なシーンを取り上げているけど、実際は・・・といった箇所もありました。
例えば、ロシアから日本の企業が撤退したりしてるニュースって確かに見たけど、それってロシアの経済への影響って数字で見ると微々たるものなんですって。
情報が大きく取り上げられてる事も無意識に見てるのってちょっとアブナイなって思いました。確かな情報を選択して得ていく時代なんだと改めて感じます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。^^
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